2009/10/23

第2回人間中心設計特論






ポール・ランドのデザインについての講義をだいぶ前にうけました。

ポール・ランドのデザインの特徴は
絵画の色合いや、ピサの斜塔から斜めの形をグラフィックに活用するなど、人の心を惹きつけるものことを解析し自分の技術として昇華している。


ポール・ランドが手掛けたIBMのロゴマークは重く固い印象であったロゴをストライプで切り取ることによって軽やかで馴染みやすい印象にデザインしている。














また、図と地の関係で図面上では同じロゴでも人間の目では違う形に見えるため、白抜きの場合では形を変えている。最終的にユーザにどう伝わっているかがデザインである。ってこと。

2009/10/22

サブレのたてがみ

現在、非常勤講師の横溝先生監修の下、
同じ佐藤研究室の押田(オッシー)と共に習志野市のブランド活性化プロジェクトを始めました。この企画はにんじんを使って馬のサブレを千葉工大生と開発しようという企画です。










Q.何で馬なのですか?

A.どうやら習志野は江戸時代は馬が沢山いるただの原っぱでした。明治時代に日本の騎兵隊の発祥の地となり、この騎兵隊が日露戦争で活躍したそうです。昔から馬との由縁があるようで、とある商店街のゲートにも馬の図柄が使われてます。この馬をモチーフとしたサブレを習志野を代表とするお菓子ブランドにしようということです。ちなみに人参は習志野の名産です。

その馬をモチーフとしたサブレの形を
千葉工大の学生にコンペ形式で募集を開始しました。


















ちなみに、ポスター用の写真撮影には実際にクッキーの生地を作って撮影を行いました。













が、上手くいかなかったので紙粘土でやりました。













写真撮影とかも面白かったし、お菓子のコンペっていうことで沢山の人が純粋に楽しんで応募してくれるといいね!


2009/10/21

第4回人間中心設計特論

アッキレ・カスティリオーニのデザインについて講義を受けました。

FormとContext
プロダクトデザインは素材・形状など製品そのものを表すFormと、いつ誰がどこで何のためになど人にとっての意味を表すContextに分けて考えられる。

例えば、ペルソナ手法では人間を設定し、生活を想定し、こんな価値が必要であるとContextを決定し、続いて価値を実現するため製品Formを考えていくContext発進のデザイン手法である。
こんな形でこんな動きでこんな事ができる製品Formを考えてき、続いてその製品は誰がこんな時に使えばこんな価値があるContextを探る方法がForm発進の手法である。

どちらの手法でも最終的にユーザーに必要とされる魅力的価値を提供するためのヒントです。
多分、どちらかの手法のがやりやすい場合があると思うし、得手不得手もあるから、時と場合を考えて活用しよう。ってこと

Form発進ですごい人はカスティリオーニ

カスティリオーニの特徴として以下の2つのデザイン手法について

1.Re design
テーブルに穴をあけて壁掛けにするなど、カスティリオーニのRedesignは既存の製品に少しだけ変化を加えて新しい価値を創造する考え方















2.Ready made design
トラクターの座面を用いて、新たな椅子を作り出すなど、既存製品を転用して新たな製品を作り出す考え方













Re designとReady made designを比較すると既存製品からの変化率はReady made designの方が大きいというのが自分の見解です。また、Ready made designは転用することで既存製品の元々使われていた属性的意味を添加し、Metaphaとしての効果を持つと考えられます。

カスティリオーニは使用するシーンに情緒的な魅力があるから大好きですね。

カスティリオーニバンザイ!

2009/10/06

むかしむかし


姫野のブログが始まりました。
デザイナーの半熟卵です。
このブログでは日頃のデザイン活動をはじめとして
その他...姫野の心を動かしたモノについて掲載していきます。

どうぞヨロシクお願いします。